FXで大きく利益を得るのも、大きな損失をこうむってしまうのも、ある意味ご自分の持つ情報量次第といえます。特に、初心者のうちでは、なかなか難しく理解しづらいFX用語ですが、早い段階で覚えておくことが FX勝利の近道と言えるでしょう。そこで、初級レベルで必ず覚えておきたいFX用語について、いくつかの解説を交えてご説明いたします。
通貨ペアについて
「通貨ペア」とは、FX取引における通貨の組み合わせの事で、米ドルと日本円の組みやすであれば、米ドル/円あるいはUSD/JPYとなります。左側の通貨を主軸通貨といい、右側の通貨を決済通貨といい、組み合わせは理論的には世界に存在する通貨の分だけ存在します。しかし、実際にFX取引で使用されているのは、ごく限られた種類の通貨のみですが、その組み合わせは100通貨ペアを超えてしまいます。
基本的な注文方法を理解しておく
FXを行うにあたって、気をつけておきたいのは、FX取引所によって通貨ペアの数が異なっているという点です。したがって、目当ての通貨ペアがあれば、その通貨ペアに対応しているFX会社に口座を作りましょう。FX取引における、基本的な注文方法として、成り行き注文と指し値注文、そして逆指し値注文があります。さらに、覚えておくと、かなり利便性の高い三つの注文方法を理解しておきましょう。
「IFD注文」イフダン注文と覚えておきましょう。IFD注文は、新規注文を発注するのと同時に、決済注文も予約しておく注文方法で、注文の組み合わせによって四つの方法があります。基本となるのは新規指値+決済指値で、新規指値+決済逆指値・新規逆指値+決済指値・新規逆指値+決済逆指値といった組み合性があります。
「OCO注文」そのまま、オーシーオー注文と覚えておきましょう。OCO注文は、あらかじめ2つの注文を出しておき、一方の約定が成立したら片方がキャンセルされる注文の事を言います。OCOの注文には、新規注文の組み合わせが以下の4種類あり、買い指値+買い逆指値・買い指値+売り指値・買い逆指値+売り逆指値・売り指値+売り逆指値となります。
様々な組み合わせで注文を行う方法
OCOの決済注文として、決済の買い指値+決済の買い逆指値と、決済の売り指値+決済の売り逆指値の2種類があります。「IFO注文」これもそのまま、アイエフオー注文と覚えておきましょう。
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、新規注文が約定したら、利益確定の指値注文と損失限定の指値注文をワンセットで行う注文方法です。これらは、FXの勝率を上げる為にも、使い勝手の良い注文方法として知られています。
FXを行うにあたって、気をつけておきたいのは、FX取引き所によって通貨ペアの数が異なっているという点です。したがって、目当ての通貨ペアがあれば、その通貨ペアに対応しているFX会社に口座を作りましょう。